【子連れ東京】ミニSL乗車も幼児は無料！消防車に乗れる葛飾区の「新宿交通公園」

公園の中で交通ルールを学ぶことができる交通公園。園内には、車道（公園内では車ではなく自転車専用道路として使われる）や横断歩道、信号機があり、本物さながらのリアルな交通環境に触れることができます。

この交通公園は1歳～3歳の低年齢の子どもにもとてもおすすめできます。

我が家の2歳息子は、手もあまり繋いでくれず、さらにすぐに車道に出ようとするので、まだ公園くらいでしか歩かせられないですが、交通公園でなら「横断歩道で手を上げて渡る」「赤信号は止まれ」など基本的なルールを学びながら遊ぶことができます。

私の住む東京・葛飾区にはそんな交通公園が3つもあります。ミニSLに乗れる新宿交通公園（新宿／にいじゅく）、動物と触れ合うことのできる上千葉砂原公園（亀有）、月面体験ができる北沼公園（奥戸）とそれぞれに特徴がありますが、今回は新宿交通公園に遊びに行ってきたので、ご紹介します。子鉄必見ですよ！

子鉄必見！ミニSL、ミニ新幹線に乗れる新宿交通公園

新宿交通公園は、葛飾区新宿（にいじゅく）にある交通公園です。

主要エリアでは少し大きなお子さん向けに補助付き自転車や足踏み式ゴーカートに乗ることができますが、3歳以下の小さなお子さんでも乗れる三輪車や豆自動車の貸出しも行われており、専用エリアで遊ぶことができます。

新宿交通公園の名物は、ミニSLやミニ新幹線に乗れること。公園内をぐるっと一周するレールはおよそ320メートルあり、トンネルや踏切も通過する本格っぷりです。

年末年始を除く土日祝日に走行しており、日により走行車種も異なります。この日は、午前中にミニSL、午後にミニ新幹線というスケジュールが組まれていました。

「新宿交通公園」のおすすめポイント

おすすめ① 幼児無料！一周320メートルのミニSL

前述した通り、新宿交通公園ではミニSLやミニ新幹線に乗ることができます。

料金は、幼児（未就学児）はなんと無料！保護者付き添いが必要ですが、保護者も1回100円で乗ることができ、小学生なら1回30円で一人で乗ることができます。

乗車前にチケット売り場でチケットを購入し、乗り場の改札口で係の方にスタンプを教えてもらいます。そんな演出も子どもにとっては楽しいんですよね。

ミニSLは、午前10時～正午、午後1時～4時に乗ることができます。この日は土曜日の10時に行きましたが、待ち時間なしで3回も乗ることができました。何度も乗ると言われたとしても、この料金なら安心です。

SLか新幹線か、何に乗ることができるかは、日によって異なるようです。当日公園で掲示されているので、確認してみてくださいね。

おすすめ② 消防車やバスの運転席に座って運転体験

ミニSLと同じくらい子どもウケするポイントが敷地内にあるバスや消防車に乗れること。どちらも動かない状態で展示されていますが、車内で自由に遊びまわることができますし、運転席に座ることも可能です。家の車とは違う大きなハンドルに子どもも興味深々でした。

消防車は、普段街中で見かけるものとは異なるレトロな車両です。絵本の「しょうぼうじどうしゃじぷた」を読んだことがあれば、子どもでもしっくりくるかもしれませんね。

ちなみに消防車は階段から上にのぼることも可能です。

おすすめ③ 絶対混まない広すぎる砂場

交通公園という点とは離れますが、新宿交通公園は遊具エリアも低年齢の子どもにおすすめなんです。

特に砂場は都内でも有数の広さ。休日ともあり、昼前には来園者もそれなりに増え、砂場も10組以上の家族が遊んでいましたが、混んでいる印象は受けませんでした。各ご家庭で思い思いの砂場遊びを楽しんでいました。

訪問する際は、ぜひお砂場セットも持参してくださいね。

遊具もすべり台など様々設置されています。

新宿交通公園のSL運行は土日祝日のみ

注意したい点は、ミニSLは土日祝日のみの運行である点です。しかしながら、週末でも混雑しない穴場的公園なので、小さな子ども連れでも気軽に遊びに行きやすいですよ。

また、最寄り駅は京成線・JR線「金町駅」ですが、徒歩20分ほどかかります。駐車場がないので、公共交通機関で訪問する場合は、都営バス「亀有警察署前」下車で徒歩5分ほどです。なお、広い駐車場があるので、お近くの方は自転車での訪問がおすすめです。

SL運行時間は、開園時間よりも短くなっているのでご注意くださいね。

新宿交通公園施設概要

最新の情報は、施設公式HPまたは直接施設までお問い合わせください。

NEM編集部 ヤマ