【子連れ千葉】市川・ぴあぱーく妙典のインクルーシブ遊具広場は幼児にも優しい公園だった(2023/4/29追記) | NEM(ネム)|トドラー期の教育情報メディア   
トドラー期の遊びを応援する教育情報メディア

【子連れ千葉】市川・ぴあぱーく妙典のインクルーシブ遊具広場は幼児にも優しい公園だった(2023/4/29追記)

千葉県市川市初のインクルーシブ公園「ぴあぱーく妙典」

こんにちは、トドラー期のための幼児教育メディア・NEM(ネム)編集部のおでかけ担当・ヤマです。

最近、都市部でも徐々に増えている「インクルーシブ公園」というものをご存知でしょうか?

インクルーシブ」は、「ソーシャル・インクルージョン」(社会的包摂)という言葉から来ており、これは「あらゆる人が孤立したり、排除されたりしないよう援護し、社会の構成員として包み、支え合う」という社会政策の理念を表します。

ヒューライツ大阪Webサイトより

誰もが排除されないという理念のインクルーシブという言葉は特に公園においては、障害の有無や年齢、国籍に関わらず共に遊べるように設計された遊具を扱う公園を指します。具体的には、車いすや歩行器を使ったままでも遊べたり、自力で座ることが難しい子でも安心して利用できるような設計になっている遊具が設置されています。

公園での遊びを通じて、自然と互いの違いを理解しあい、支え合いながら遊ぶことを学べるのがインクルーシブ公園です。

千葉県市川市「ぴあぱーく妙典」 紹介

千葉県市川市ある「ぴあぱーく妙典(みょうでん)」遊具広場は、2022年11月にオープンしたばかりの新しい公園です。

敷地内には少年野球場や保育園・児童発達支援センターなども併設されており、今年2023年5月にはカフェやBBQ施設、2024年中にこども施設もオープンする予定で、現在敷地内はいたるところで工事が行われています。

そんなぴあぱーく妙典内にある遊具広場はインクルーシブ遊具を多数取り扱う公園となっており、インクルーシブ遊具の取り扱いは市川市初の試みなんだそうです。

私も2歳息子を連れて、初めてインクルーシブ公園という場所に行ってみましたが、結論から言うと「危なっかしさ満点の2歳という年齢でも安心して遊べる公園」でした!

「ぴあぱーく妙典」の遊具や敷地マップ

こんな親子におすすめ!

  • 市川近辺の子連れファミリー
  • インクルーシブ公園に興味のある方
  • 変わった遊具で興味がある親子

「ぴあぱーく妙典」のインクルーシブ遊具は低年齢さんにもおすすめ

おすすめ① ユニバーサルデザインのブランコは大人気

ぴあぱーく妙典の遊具広場にあるのは、ユニバーサルデザインのブランコです。

平らなタイプのブランコは小さな子どもから小学生くらいの子まで幅広い年齢の子どもが遊んでいました。

普段、幼児ブランコでも怖がってしまう息子も、このブランコは怖くないようで楽しそうに遊んでいました。

おすすめ② 低年齢でものぼりやすいすべり台

ぴあぱーく妙典の遊具広場のすべり台は低年齢でも上りやすい、低い段差で構成されたすべり台でした。

2歳くらいであれば親のサポートなしでもどんどんのぼっていくので、普通の公園の高さがあるすべり台と比べて親は安心して見守ることができます。1歳半くらいになればのぼれるのではないでしょうか。

おすすめ③ どろんこプレイパーク2歳おおはしゃぎ

土管のあるプレイパークもおすすめ。声が響く土管は何度も何度もハイハイして遊んでいました。体力消耗にはもってこいですね。

休日は午前10時でもブランコは待ち時間発生、やや混雑傾向

市川市初のインクルーシブ公園ということもあり、子供たちにとっては珍しい遊具であることもあってか、休日は午前中からやや混雑傾向です。人気のブランコであれば、1~2組程度の順番待ちがありました。とは言え、待ち時間にすると5分程度なので、2歳息子もしっかり順番待ちすることはできました。

プレイパークでもしっかり遊ぶ場合はお着替え持参必須です。特に雨が降った翌日は土がややぬかるむので、靴も呼びを持参したほうが安全です。もちろん親の分もです。(私は自分の着替えを持っていかなかったので、公園で遊んだ帰りに土で汚れた服でランチする羽目になりました。)

芝が山のようになっている箇所もあり、大きなお子さんであれば100円ショップにあるようなヒップスライダーを持参するとソリすべりも楽しめます。なくても滑れましたよ。

また、2023年2月現在子どもが遊べる場所はこの遊具広場くらいですが、遊具7種類の小規模な公園なので、遠方の方がここを目的地としておでかけすると少し物足りなさを感じてしまうかもしれません。近場の方や、ほかのおでかけのついでに立ち寄る方におすすめしたいスポットです。(BBQやこども施設オープン後にも期待ですね!)

2023年4月29日に公園管理棟の一部オープン(2023/4/29追記)

2023年4月29日に公園管理棟の一部がオープンし、無料休憩スペースや授乳室、トイレが利用できるようになりました。

公営の公園にも関わらず、屋内の授乳室やトイレで赤ちゃんのお世話ができるのは嬉しいポイントですね。まだまだおむつ替えが必要な低年齢幼児連れのファミリーでも利用しやすくなりました。

カフェやバーベキュー施設は、現在引き続き内装工事が行われており、2023年7月1日(土)にオープン予定となっております。

夏休み前にオープンとのことで夏のレジャーに大活躍してくれそうな予感です。低年齢幼児連れでの利用所感など引き続きレポートしていきます。

施設概要

今年と来年と新たな施設が続々オープン予定のぴあぱーく妙典に今後も注目です。個人的には手ぶらBBQができるのが気になります。また、改めてレポートしたいと思います。

場所市川市下妙典861番5外
東西線「妙典駅」徒歩15分
営業時間調査中
利用料無料
駐車料金駐車無料/37台(うち3台バリアフリー)

最新の情報は、施設公式HPまたは直接施設までお問い合わせください。

NEM編集部 ヤマ