こんにちは!NEMおでかけ担当のヤマです。今回は、東京都足立区の元淵江公園の敷地内にある「足立区生物園」におじゃましました。
こんな親子におすすめ!
- 昆虫大好きな子
- 昆虫への興味を深めたい親子
東京都足立区の元淵江公園にある「足立区生物園」 紹介
「『ふれあい』を通じて愛情を育み、『いのち』の尊さを知ってもらう場」というコンセプトの足立区生物園では、昆虫・魚類・両生類・爬虫類・鳥類・哺乳類など約500種類もの生きものが飼育されています。
個人的に一番おすすめなのが「大温室」です。こちらではたくさんの種類のチョウが飼育されており、1年中チョウを間近で観察することができます。
夏休みシーズンは各地で様々な昆虫展示が行われていますが、通年で生体展示を楽しむことができる数少ない施設という点で、遠方からでも足を運ぶ価値のある場所です。大温室については後ほど詳しくレポートしたいと思います。
入口の券売機でチケットを購入しますが、大人は300円で幼児はなんと無料!年間パスポートの取り扱いもあるようです。
昆虫も魚類も!足立生物園で気軽に生きものとふれあう
受付でチケットを手渡し入館すると、まず目に飛び込んでくるのは「出会いの広場」と呼ばれる巨大な水槽。大きな金魚が水槽の中を悠々自適に泳ぎ回っており、圧倒的な没入感です。
2歳の息子も釘付けになっていました。
そのまま左手の方に進むと観察展示室となっており、魚類だけでなく、亀などの爬虫類やチンチラなどの哺乳類の展示を見ることができます。訪れたタイミングがちょうどチンチラのごはんタイムだったようで、食事をする可愛いチンチラの姿を楽しむこともできました。
反対方面、金魚の水槽から右に進むと「あだちの生きもの観察室」が設置されており、ザリガニやアオダイショウといった身近な生きものを観察することができます。
身近に生息しているとはいえ、なかなか出会うことも難しい生きものばかりなので、「実は身近にこんな生きものがいるんだよ」というような話をすると、息子はさらに興味深そうに観察していました。
足立区生物園には「大温室」があり、ジャングルを彷彿とさせるような空間です。
その中ではたくさんの種類のチョウが放し飼いのかたちで飼育されています。公園や道端ではなかなかお目にかかれないようなチョウも多く見ることができ、そんなチョウが頭の上やすぐ真横を通り過ぎていきます。
吸密皿が設置されており、そこで長いストロー状の口で蜜を吸っている姿のチョウを間近で観察することができます。普段出会うチョウはこんなに間近で観察させてはくれないので、チョウの生態について知ることのできるとても良い機会になるのではないでしょうか。
また、足立区生物園は屋外の「庭園スペース」も充実しており、2歳児がのびのび移動できるほどの広大な敷地です。
カマキリなどの昆虫を見ることのできる昆虫ドームもありました。我々が訪れたときは残念ながら昆虫を見つけることはできませんでしたが、時期によっては根気強く観察すれば様々な昆虫に出会えると思われます。また暖かくなってから再訪問した際には挑戦してみますね。
「足立区生物園」気を付けたい点
魚類から昆虫まで様々な生きものに出会える足立区生物園ですが、留意しておきたい点もあります。
カンガルーやワラビーを見ることができる「オーストラリアドーム」は、15:30で展示終了のためこの日は近くで見ることができませんでした。(遠くから見ることができますよ!)
またモルモットに触れることのできるふれあいコーナーは、平日10:30~12:00、13:30~15:00の限定開放のため、これらの展示を目的に訪れる際はご注意を。
チョウが飼育されている「大温室」は、温室というだけあり、3月現在でもやや暑いと感じる室温です。お子さんと一緒に訪れる際は、Tシャツにパーカーを羽織るなど、調節しやすい服装がおすすめです。
「足立区生物園」施設概要
場所 | 東京都足立区保木間二丁目17-1 東武線「竹ノ塚駅」徒歩20分、バス停「保木間仲通り」下車徒歩10分 |
営業時間 | 9:30~17:00(2月~10月) 9:30~16:30(11月~1月) |
利用料 | 大人(高校生以上)300円 小人(小中学生)150円 未就学児と70歳以上は無料 |
駐車場 | 第一駐車場(保木間2-22-1)19台 第二駐車場(保木間2-6-9)10台 ※いずれも有料(100円/30分、日最大料金600円) |
休園日 | 月曜日※休日及び都民の日(10月1日)は開園し、翌平日に休園 年末年始(12月29日~1月1日) |
最新の情報は、施設公式HPまたは直接施設までお問い合わせください。
NEM編集部 ヤマ